宇宙でとんぼ返りをするモノリス

2010

あなたは木製軌道上のTMA-2を覚えていますか?辺の長さの比が1 : 4 : 9の直方体の主慣性モーメントの比は1^2+4^2:4^2+9^2:9^2+1^2、すなわち、17:97:82になります。

主慣性モーメントの値が全て異なる物体は、非対称コマと呼ばれます。テニスラケット定理、もしくは、Landau and Lifshitzに書かれているように、慣性モーメントがI2である軸の周りの回転は安定ではないのに対して、I1もしくはI3周りの回転は安定です。ここで、I1 > I2 > I3と仮定していますが。

ところで、以前の記事で私が、Ibody=(1,2,4)としたのは、間違いでした。なぜなら、このようなことは決して起きないからです。再び、Landau and Lifshitzから引用すると:

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